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頂上を目指すには表参道と裏参道の2つがある。人影のない裏参道からスタート。勾配はきつくなく、ゆっくりゆっくりと登っていく。森は生活のために植えたコーヒーやチークなどの二次林で歩きやすい。
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突如森が途切れ、草原が広がった中央にぽつんと祠が佇んでいる。
その祠は山頂の神社との交信をしている。
神聖な空間に足を踏み入れる出発地点だ。
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ガイドはお供え物(チャナン)とお香を取り出し、参加者は皆サロンを巻き下半身を隠す。
自然の空気とお香の匂いが混ざり合い、幻想的な空間になる。邪念をとり払い、気を一つにし、聖なる神様に近付けるよう瞑想の作法を丁寧に教えてくれる。 |

自然に囲まれた神聖な空間で瞑想をすることで、自分の体と自然の世界が融合したかのように感じる。初めての人はそこまでは感じられないかもしれないが、徐々に感覚をつかめるだろう。瞑想を終え、さらに進むと森の表情が一変する。
ここからは人の手が入っていない原始の森だ。
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神秘的な空気が辺りを覆っている。何億年も前から姿を変えていない太古の森。
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パンダナスの木が地上7mほどの高さからタコ足状の根を地へ伸ばし、森全体を覆い隠す。
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そのタコ足状の根の隙間には、現存する植物では最も古いヘゴの仲間の「木性シダ」が
太陽の光をいっぱいに受けとめ、水分を多く含んだこの土地で存在感を出してる。 |

太古の森の空気を体いっぱいに感じながら歩いていると、気づけばすでに頂上に到着していた。
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頂上の神社はランプヤン神社という。
ランプは「光」、ヤンはバリヒンドゥ教の最高神「サンヒャンウィディ」の事。いわばここの山は最も偉大な神からの光が満ちている所と云われている。バリの人々は災いが続いた時など、この山に登り御光を浴び、身を清めるそうだ。 |

本堂に入り、瞑想(メディテーション)をした後は、登りとは違うルートで、階段が続く表参道を下っていく。
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約1時間半ほどで山頂にある神社と結ばれていると云われる大社に到着。
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中腹にある大社からの眺めは、雲が眼下に広がり、目の前はバリ島の聖なる山、アグン山が顔を覗かせている。 |

まるで自分が天空にいるような感覚をおぼえるであろう。
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